2025.02.12
【沙里】
わたしのソファーと脚置きになりなさい。
はいっ、ご主人様。
私の指示を受けるや否や、急いで仰向けになり、顔を天井に向ける。完璧な姿勢。
私はどっしりとマゾソファに腰掛け、ヒールを脱ぎ、滑らかに彼の顔の上に足を乗せた。
冷たい素肌が彼の頬を撫でる。
ちゃんと支えなさいよ?
……はい、ご主人様…!
彼の声がこもる。もごもごしながら何か言っているけれど、よく聞こえないから脚指鼻フックで遊ぶ。
耐えなさいよ?
…はい…!
可愛い。けれど、まだまだね。
私は足先で彼の頬を軽く撫でた後、わざと力を込めて押しつける。
ほら、もっとしっかり支えなさい。これじゃあ使い物にならないじゃない!
彼は必死に耐える。
いい子ね。
でも、私が満足するまで終わらせてあげない。
ご褒美が欲しいなら、まずは私の役に立つことね。
彼の息が詰まる音が聞こえる。
さて、次はどんな訓練をしてあげようかしら?